バレンシアCF、キアット・リム会長がトップチームとともにヌ・メスタージャを視察
バレンシアCFのキアット・リム会長は8月7日、コルベラン監督や選手たちとともに建設中の新スタジアム「ヌ・メスタージャ」の工事現場を視察した。ハビエル・ソリス統括本部長、ロン・ゴーレイ フットボールCEOも同行した。
新スタジアムはスペイン国内で最も持続可能かつ革新的な競技場になるとされ、視察時には圧縮リングの完成や、屋根構造を支えるS355鋼製の支柱50本の設置が完了するなど、工事が新たな段階に入っていることが確認された。
首脳陣と選手たちは工事の進捗を直接目にする機会となり、新本拠地への期待をあらためて共有した。
屋根を支える構造が完成、次は大屋根の設置へ
クラブは6月上旬に、圧縮リングと屋根を支える50本の鋼製支柱の設置が完了したと発表していた。各紙の報道によると、支柱は1本あたり高さ38メートル、重さ30トン以上あり、これが支える屋根全体の重量は4,800トンにのぼる。現在は屋根を持ち上げる前の最終段階として、張力リングのケーブルを取り付けるための補助足場の組み立てや、放射状ケーブルの設置準備、ファサードや階段塔、内部エリアの工事が進められている。
新スタジアムの座席数は70,044席で、開業は2027年夏を予定していると報じられている。バレンシアの本拠地は現在のメスタージャで、クラブは新スタジアムを「バレンシスタの未来の家」と位置づけている。
現行メスタージャで最後のシーズンを前に
この視察が行われた8月7日は、現行メスタージャで最後のシーズンとなる2026/27シーズンの開幕を目前に控えた時期だった。翌8日には同スタジアムでトロフェオ・タロンハ(対ニューカッスル)を戦い、41,383人の観客を集めている。選手やスタッフが新スタジアムの現場に足を運んだことは、クラブが新しい本拠地への移行を意識させる象徴的な出来事となった。