アヤックスシーズンレビュー

【シーズン振り返り】アヤックス 2010-11:デ・ブール新監督が導いた劇的な二冠

2010-11シーズンのアヤックスは、シーズン中盤の監督交代とエースの電撃移籍を乗り越え、KNVBベーカーとエールディビジの二冠を成し遂げた記念すべき一年となった。

マルティン・ヨル監督の解任を受け、2010年12月7日にフランク・デ・ブール氏が新監督に就任。就任からわずか5か月あまりで結果を出すことになる。一方でチームは11月、エースのルイス・スアレス選手がPSV戦で相手選手に噛みつく事件を起こし出場停止処分を受けると、そのまま出場停止期間中の2011年1月にリヴァプールへ電撃移籍するという激震にも見舞われた。

それでもチームは崩れることなく、KNVBベーカー決勝(2011年5月8日)でライバルのFCトゥエンテと対戦し、延長の末3-2で勝利しタイトルを獲得。さらにその1週間後、エールディビジ最終節(5月15日)でも同じトゥエンテをホームに迎え3-1で撃破し、勝ち点73(22勝7分5敗、得失点差+42)でトゥエンテ(71pt)、PSV(69pt)を退けて優勝を果たした。同じ相手から1週間で二度タイトルを奪う、劇的な有終の美となった。

デ・ブール新監督にとっては就任1年目にしていきなりの二冠達成。この後3シーズン連続でエールディビジ制覇を続けることになる黄金期の幕開けとなった一方、絶対的エースを失いながらも若手を軸にタイトルを守り抜いたことは、クラブの底力を示すシーズンとして記憶されている。

出典: Transfermarkt

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