【当時の報道から】リーグ拡大に救われた残留劇 – 1987-88シーズンの薄氷
1987-88シーズン、セリエA初挑戦のペスカーラは終盤まで残留争いの渦中にいた。最終的に14位、勝ち点24でシーズンを終えたが、この成績は例年であれば降格圏に含まれてもおかしくない位置だった。
しかしこのシーズン、セリエAは16チーム制から18チーム制へと拡大されることが決まっており、降格枠は例年の3枠から2枠に減少。さらに16位エンポリは経営上の問題により勝ち点5の減点処分を受けていたこともあり、結果的にアヴェッリーノとエンポリの2チームのみが降格し、ペスカーラは薄氷の残留を果たした。
ジョヴァンニ・ガレオーネ監督の「シャンパン・サッカー」で旋風を巻き起こしたクラブにとって、初のセリエA残留は制度変更という幸運にも助けられた形となったが、それでも「クラブ史上初のトップリーグ残留」という記録は色褪せることなく歴史に刻まれている。
出典: Wikipedia