シーズンレビューバレンシア

【シーズン振り返り】バレンシア 2007-08:ベテラン排除の内乱とコパ優勝、監督交代が交錯した一年

2007-08シーズンのバレンシアは、栄光と混乱が同居する一年となった。リーグ戦では38試合を15勝6分17敗、勝ち点51の10位に終わり、上位進出を逃す不本意な結果だったが、一方でコパ・デル・レイでは大会通算7回目となる優勝を果たした。

シーズン序盤はキケ・サンチェス・フローレス監督の下でスタートしたが、成績不振により10月末に解任。後任のロナルド・クーマン新監督は就任早々、キャプテンのダビド・アルベルダ選手、GKサンティアゴ・カニサレス選手、ミゲル・アンヘル・アングロ選手という実績あるベテラン3人をチームから排除する大改革に着手した。この措置はロッカールームに深刻な対立を招き、アルベルダ選手が契約解除を求めて法的措置に出るなど、クラブは内乱とも言える状態に陥る。

それでもチームはコパ・デル・レイで勝ち上がりを続け、2008年4月16日の決勝でヘタフェを3-1で撃破しタイトルを獲得。しかしその直後のリーグ戦でアスレティック・ビルバオに1-5で大敗すると、クーマン監督もわずか5日後に解任されるという異例の展開に。シーズン終盤は暫定監督ヴォロ氏の下で戦い抜いた。

攻撃陣ではダビド・ビジャ選手が高い得点力を発揮し続けチームを牽引したが、ロッカールームの混乱を選手たちの結束で乗り越えてタイトルを掴んだ、異色づくめのシーズンとして記憶されている。

出典: Transfermarkt / Bleacher Report

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