【歴代監督列伝】トーマス・シャーフ(1999-2013):14年に及ぶクラブ最長政権
トーマス・シャーフ氏は1999年5月10日、ブレーメンの指揮官に就任した。2013年5月15日の退任まで在任期間は実に5119日(約14年)、指揮した公式戦は644試合、勝ち点平均は1.65を記録した。オットー・レーハーゲル政権(1981-1995年)と並び、クラブ史上最長を誇る指揮官である。
現役時代からクラブ一筋でプレーしたシャーフ氏は、監督としても在任中に2003-04シーズンのブンデスリーガ・DFBポカール二冠を達成。さらに2008-09シーズンにはUEFAカップ準優勝とDFBポカール優勝という劇的なシーズンを演出するなど、長期政権ならではの安定感とタイトル獲得を両立させた。メスト・エジル選手やディエゴ選手といった才能を見出し育て上げた指導力にも定評があった。
14年という長期政権の末、2013年に退任。クラブとファンの記憶に深く刻まれた、まさに「ミスター・ブレーメン」と呼ぶにふさわしい指揮官である。
出典: Transfermarkt