【W杯総括】1990年イタリア大会 オランダ代表、フリット&ライカールトら黄金期の期待も0勝3分1敗でベスト16敗退
1990年のイタリア大会は、レオ・ベーンハッカー監督のもと、ルート・フリット選手がキャプテンを務め、ファン・バステン選手、ライカールト選手、ロナルド・クーマン選手ら豪華な顔ぶれで挑んだ。欧州選手権1988年大会で優勝したメンバーを主体に優勝候補の一角と見られていたが、大会では苦戦した。
1次リーグF組は、エジプトに1-1、イングランドに0-0、アイルランドに1-1と3試合連続の引き分け。アイルランドとは勝ち点も得失点差も完全に並び、くじ引きで順位が決まって3位通過となった。決勝トーナメント1回戦(6月24日、ミラノ)は西ドイツと対戦し、クリンスマン選手とブレーメ選手のゴールで0-2とされたところで、89分にロナルド・クーマン選手がPKを決めたが1-2で敗れた。この試合では、ライカールト選手とフェラー選手が退場になり、ライカールト選手がフェラー選手に唾を吐いたことで大きな注目を集めた。
結果は0勝3分1敗、3得点4失点。豪華なメンバーを擁しながらの早期敗退は、オランダにとって苦い大会となった。