ウィガン、ジェルハート選手のハル移籍でリーズから約100万ポンドのボーナス収入
FWジョー・ジェルハート選手が期限付き移籍先のハル・シティへ約650万ポンドで完全移籍することが8月15日に発表された。ウィガン・アスレティックは、2020年に同選手をリーズ・ユナイテッドへ放出した際に設定していたとされる20%の売却関与条項(セルオン条項)により、およそ100万ポンドの追加収入を得るとみられる。
ジェルハート選手は直近2シーズンにわたりハルへ期限付き移籍しており、前シーズンは二桁得点を挙げてチームのプレミアリーグ昇格に貢献した実績が評価され、今回の完全移籍が実現した。ウィガンにとっては、2020年の売却額を大きく上回る臨時収入となる見込みだ。
2020年の移籍と条項の中身
ウィガン・トゥデイ紙の2020年8月の報道によると、当時のジェルハート選手はリーズと4年契約を結び、移籍金は100万ポンド前後と伝えられた。同紙はその際、ウィガンが将来の売却額の20%を受け取る条項があるとし、100万ポンドを超える部分に適用されるとの見方を示していた。この計算に従えば、650万ポンドの移籍金なら約110万ポンド程度となる計算で、「およそ100万ポンド」という見立ては当時の報道に基づく概算だ。実際の金額や条件はクラブから正式には公表されていない。なお、当時のウィガンは管財人の管理下にあり、アルフィー・デヴァイン(トッテナム)やジェンセン・ウィアー(ブライトン)らもアカデミーから売却されていた。ウィアー選手は現在、ウィガンで6番を着けている。
ハルでの2シーズン
リーズの公式発表によれば、ジェルハート選手は24歳で、6年間のリーズ在籍を終えて完全移籍した。リーズ在籍中の2023年1月にはサンダーランドへレンタルされて18試合に出場し、2024/25シーズンにハルでは20試合5得点を挙げて残留に貢献。2025/26シーズンには自己最多の得点数とアシストを記録し、チームのプレミア昇格を後押しした(得点数は資料により14~15点)。報道によれば、契約は4年で、さらに1年の延長オプションが付き、移籍金は650万ポンドで最大800万ポンドになる可能性があるという。ジェルハート選手は「移籍を望んでいた」と語り、新シーズンのプレミアリーグでの挑戦に意気込みを示した。