バレンシア秘話・裏話

【当時の報道から】幻のスタジアム – ノウ・メスタージャ建設中断とバレンシアの財政危機

2007年、バレンシアは新スタジアム「ノウ・メスタージャ」の建設に着手し、2009年の完成を目指していた。しかし2008年の世界的な金融危機がスペイン経済を直撃すると資金調達が行き詰まり、建設は骨組みだけを残して中断。以後10年以上にわたり未完成のまま放置される「幽霊スタジアム」となった。

クラブは巨額の負債を抱え、経営難から主力選手を毎年のように売却せざるを得ない状況に追い込まれた。ダビド・ビジャ選手、ダビド・シルバ選手、フアン・マタ選手といったワールドカップ優勝メンバーが次々とチームを去っていったのはこの財政危機が背景にある。それでもウナイ・エメリ監督の下でクラブは戦力を立て直し続け、限られた予算の中でチャンピオンズリーグ出場権を守り抜くという離れ業を演じた。

出典: Football365 / Swiss Ramble

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