上田綺世、エールディヴィジ得点王の実績でフェイエノールトからリールへ完全移籍
フランス・リーグ・アンのリールは8月31日、フェイエノールトから日本代表FW上田綺世が完全移籍加入することを発表した。契約期間は2030年までの4年間、背番号は「18」。移籍金は非公表だが、移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると1500万ユーロ(約28億円)がフェイエノールトに支払われたという。
上田は法政大学から鹿島アントラーズを経て、2022年夏にベルギーのサークル・ブルッヘへ完全移籍。欧州挑戦初年度から公式戦42試合23ゴールと結果を残すと、2023年夏にフェイエノールトへステップアップした。在籍3年目の昨シーズンはエールディヴィジで31試合25ゴールを記録し、日本人選手として初めて同リーグの得点王に輝いている。今シーズンも開幕4試合で3ゴールと好調を維持しており、フェイエノールトでの通算成績は公式戦112試合出場43ゴール7アシストだった。
加入にあたり上田は「リーグ・アンとチャンピオンズリーグで確かな地位を築くリールに加入でき、すごくうれしいです。サッカーのスタイル、そして素晴らしいスタジアムとサポーターに強く惹かれました」とコメント。新天地リールはリーグ・アン過去4度優勝の名門で、昨季は同リーグ3位でCL出場権を獲得。まもなく開幕するCL本大会ではアーセナルやバイエルンらと対戦する。上田にとって欧州5大リーグは今回が初挑戦となる。
加入後すぐにゴールを記録
上田は加入後すぐに結果を出した。リーグ・アンでリールがトゥールーズと対戦した試合(リールにとって開幕から3試合目)では、後半28分にあたる73分に決勝ゴールを挙げ、リールが1-0で勝利した。この時点でリールは2勝1分けの無敗。この試合ではダヴィデ・アンチェロッティ監督が率いるチームの守護神ベルケ・エゼルの好守も光り、上田のゴールが試合を決めた形だ。
続く9月8日のチャンピオンズリーグ初戦、本拠地でのレアル・ベティス戦にも出場。開始12分に頭でゴールを決め、CL本大会での初得点を記録した。リールはこの試合で一時2-1とリードしたものの、後半に入って立て続けに失点して逆転を許し、2-3で敗れている。試合終盤にはエタン・ムバペが肘を出して一発退場となり、数的不利となったことも響いた。
9月20日のリーグ・アン第5節では、敵地でニースと対戦して0-2とリードを許した後の79分に上田が1点を返したが、1-2で敗れ、リールは今季のリーグ戦初黒星を喫した。それでも加入からの数試合で複数のゴールを重ねており、新天地で得点源としての存在感を早くも見せている。
出典: サッカーキング / beIN SPORTS(トゥールーズ戦) / Goal.com(ベティス戦) / サッカーキング(Yahoo!ニュース、ニース戦)