ヤングなでしこ、地力のアメリカに2度追いつき2-2ドロー グループ突破に望みつなぐ
ポーランドで開催中のFIFA U-20女子ワールドカップ、グループD第2戦が9月9日に行われ、ヤングなでしこ(U-20日本女子代表)はアメリカと対戦した。前半35分にアインズリー・マキャモン選手のセットプレーからのゴールで先制を許す苦しい展開。しかし日本は食らいつき、後半74分に田子夏海選手が値千金の同点弾を決めた。直後の75分にはアレックス・バック選手に勝ち越しを許したが、83分に途中出場の中村心乃葉選手が左サイドからドリブルで持ち込んで再び同点とし、2-2の痛快なドローに持ち込んだ。
格上とされるアメリカを相手に2度のビハインドを跳ね返した勝負強さは、グループ突破に向けて大きな意味を持つ結果となった。初戦のニュージーランド戦を2-1で制していた日本は、この結果でグループD突破に望みをつないだ。
試合の流れ
アメリカは8本のコーナーキックを得るなど攻勢を強め、期待値の面でも日本を上回った。日本は前半35分にマキャモン選手のゴールで先制を許したが、後半に入って粘り強く対応し、74分に松永未夢選手のアシストから田子夏海選手が同点弾。その1分もたたないうちにバック選手に決められたが、83分には佐藤選手のパスを受けた中村心乃葉選手がボックス内で冷静に流し込んだ。
グループDの状況
日本はこれで1勝1分けの勝ち点4。イタリアが勝ち点6で首位を走る中、最終節の9月12日にそのイタリアと対戦する形となった。アメリカは得失点差でマイナス1となり、12日のニュージーランド戦に勝たなければ突破が危うい状況で、グループDは最終節まで目の離せない展開が続いた。日本にとっては、世界的な強豪を相手に2度ビハインドを跳ね返したことが、最終戦に向けた大きな自信になった。
出典: U.S. Soccer / サッカーキング