【選手列伝】ロビン・ファン・ペルシ アーセナルとマンチェスター・Uで得点王、2014年W杯のダイビングヘッド
ロビン・ファン・ペルシ氏は1983年8月6日、ロッテルダム生まれのFW。フェイエノールト(2001〜04年)から、アーセナル(2004〜12年、194試合96得点)、マンチェスター・ユナイテッド(2012〜15年)、フェネルバフチェ(2015〜18年)、フェイエノールト(2018〜19年)でプレーした。2011-12シーズンにはアーセナルの主将を務め、プレミアリーグの得点王とPFA年間最優秀選手に輝き、マンチェスター・Uでも2012-13シーズンにプレミアリーグ優勝と得点王を経験した。
オランダ代表では、2005年から2017年までに102試合50得点。2014年のW杯では、スペインに5-1と大勝した初戦で、ダイビングヘッドによる得点を決め(プスカシュ賞の候補にもなった)、主将として3位に貢献した(2014年W杯の総括)。2019年に現役を引退し、その後は指導者として、フェイエノールトの監督を務めた。
フェイエノールトで才能が開花
ファン・ペルシ氏は当初ウイングとして育ち、2001-02シーズンにフェイエノールトでトップデビュー。この年、チームはUEFAカップを制し、本人もオランダの年間最優秀若手選手に選ばれた。フェイエノールトでの3年間でリーグ戦61試合14得点を記録した。
アーセナルでの飛躍
2004年にアーセナルへ移籍し、ベルカンプ氏(選手列伝はこちら)の後継者として期待された。初年度の2004-05シーズンにFAカップを制覇。アンリ氏らの退団後は1トップとして起用され、2008-09シーズンにはリーグ最多アシスト(タイ)を記録するなど、得点だけでなくチャンスメイクでも存在感を示した。頂点は主将を務めた2011-12シーズンで、プレミアリーグ得点王、PFA年間最優秀選手、FWA年間最優秀選手を総なめにした。アーセナルには8年間在籍し、リーグ戦194試合96得点を挙げている。
マンチェスター・Uでのリーグ優勝
2012年7月にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。1年目の2012-13シーズンはプレミアリーグで2年連続の得点王となり、クラブの20回目のリーグ優勝に大きく貢献した。この年、アストン・ヴィラ戦で決めたボレーは、クラブの年間最優秀ゴールに選ばれた。在籍3年間でリーグ戦86試合48得点。その後、フェネルバフチェ(2015〜18年、57試合25得点)を経て、2018年に古巣フェイエノールトへ復帰し、2018-19シーズンにリーグ戦37試合21得点。2017-18シーズンのKNVBカップ優勝を経験した。
オランダ代表での歩み
- 2005年 代表デビュー
- 2010年 W杯:準優勝(2010年W杯の総括)
- EURO 2012:得点はファン・ペルシ氏の1点のみ、グループ3戦全敗(EURO 2012の総括)
- 2014年 W杯:主将として3位。初戦のスペイン戦で得点し、ブラジルとの3位決定戦(3-0)ではPKを決めた(2014年W杯の総括)
2014年W杯予選では11得点を挙げて予選得点王(同数を含む)となった。通算50得点は、のちにデパイ氏に更新されるまで、オランダ代表の歴代最多得点記録だった。
指導者としての歩み
引退後は指導者に転じ、ヘーレンフェーン(2024〜25年)、フェイエノールト(2025〜26年)で監督を務めた。柔らかいボールコントロール、左足のシュート、視野の広さを持ち味とした、同世代を代表するストライカーだった。
出典: Wikipedia(英語版)ほか